12月28日(月)
さー、2015年も残すところわずかですね。
師走に三戸浜、三浦半島へ訪れると目にするのが、畑一面に広がる大根やキャベツです。
中でも大根はブランドとして有名ですね。
三戸浜に移住して、もうじき3年を迎えるボクは、住み始めたころからあることにとても興味がありました。
それは、
「三浦半島を代表する三浦大根ってどんな人が作っているんだろう?」
ということでした。
さらに、ボクは図々しいことに
「三浦大根を作っている農家の方々に、色々とお話を伺えないかなー」ってそんなことも思っていました。
白状しちゃいますが、ボクは元・食品メーカーの営業マン。主な取引先はスーパー。
平日はサラリーマンとして働き、週末はシーカヤックに明け暮れていました。今住んでいる三戸浜へもしょっちゅう来ていましたので、上の画像のような辺り一面を覆う大根やキャベツの畑を目にしていました。
食品メーカーの営業マンとして、取引先のスーパーの生鮮食品コーナーで、「三浦大根」もしくは「三浦半島産 大根」などの販促媒体物を見るたびに興味を抱き、移住してからその思いは一層強いものになりました。
去年、そんな思いをお向かいのイケメンよしおさんに話したら、顔を真っ赤にして照れられて断られました(笑、あのときの表情が忘れられません)。
誰か引き受けてもらえないかなー、って思っていたら、これまたイケメンの救世主が現れました!
ともかずさん♪
ともかずさんは、3人の子供の父でもあり、ボクに色々と声をかけてくれる本当にありがたい存在の方です。時折見かけるバイクに跨る姿もカッコいいし、長男は登下校の際、遠くから「たろーさーーん!」と叫んでくれます(笑)。
11月某日、ともかずさんから「明日収穫するから良かったら・・・」という連絡をいただき、畑へ直行しました。
それにしても1本1本が、デ、デ、デカい(笑)。
後日、お話を伺いました。
そもそも大根は何百種類もあるそうです。
その中から土壌や畑の形状、太陽が当たる角度などを色々と考えてタネを選ぶそうです。
タネも手で蒔くのではなく、リール状のテープのようなものにタネを付けて地中に埋めるそうです。
恥ずかしながら、ここまでの話だけでも知らないことばかりで、驚きの連続でした。
さらにびっくりした話をともかずさんから聞くことが出来ました。
「たろーさん、カヤックは前に進ませるのを『漕ぐ』って言うでしょ?大根も収穫、畑から『獲る』ことを『こぐ』って言うんだよ。ひょっとしたら方言なのかもしれないけど・・・」
えーーーー、そーーーなんですか~????と、目を白黒させながら叫んじゃいました(笑)。
ある意味では共通した言葉なんですね~、びっくりしたと同時になんだか嬉しくなりました。
さて、食卓には大根が並ぶ時期です。
ぜひ三浦大根を食べましょう(笑)。
すでに年末休みに入っている方で、今日から三崎港で始まる「まぐろ祭り」に行く方は、このブログでも何度か紹介しました三崎港にあるお食事処「海舟」さんへ行ってみてください。
マグロや魚介類料理だけでなく、三浦大根を使った一品があります。
「三浦大根ステーキ」(冬期限定メニュー)
先日、ボクも食べて来ましたが、ホクホクでなおかつしっとりとした食感で、大根にしみ込んだあんかけの味が口の中でふわーっと広がりました。
ちなみに海舟さんのスケジュールは下記のとおりです。
12月29日(火曜)迄は通常営業、
12月30日(水曜)は夕方15時迄営業、
12月31日〜1月3日迄、休業
だそうです。
ともかずさん、そして海舟の草間さんは言うなれば、お二方とも「作り手」ですね。
何かのTVCMじゃないけど「オレたちが日本の『食』を支えているんだぜ!」って気合いの入った雄叫びが聞こえて来そうです(笑)。
これからもこうした魅力いっぱいの三浦半島の話をアップしていくのもボクの仕事だと感じた年末でした~♪
たろーさん
昨夜はどうも、ブログに載せてもらい光栄です。
カヤックも大根も人生も「こいで」前に進むんですね!
前向きに頑張ります!
家族共々これからもよろしくお願いします(^_^)