OCEAN & SKY

OCEAN & SKY(オーシャンアンドスカイ)は三浦半島を中心にシーカヤックツアーを実施しております。

TEL.080-5052-1499

〒238-0112 神奈川県三浦市初声町三戸1113-2

心の中に爽やかな風

心の中に爽やかな風

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8月5日(水)

いつもオーシャンアンドスカイをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
連日の猛暑、いかがお過ごしでしょうか?
暑いと気持ちまでバテてしまいがちですが、心の中はクールでいたいもんですね。
数日前に、心に爽やかな風が吹き抜けるような記事を見つけました。
もうすぐ開幕する高校野球の大阪代表の大阪偕星学園の話です。
初出場のようで、先日の甲子園見学会では、終了後にグラウンドに正座をして両手をついて頭を下げたそうだ。監督が言うには、「グラウンドの神様に『グラウンドを使わせてもらってありがとうございました』という選手たちが前からやっていることです」と、涼しい顔をしてコメントしたと言います。
なかなか出来ることじゃないと思います。
年頃の子供たちが、周囲の目を気にしないわけないと思います。
でも、あえてそれをやるというのは、きっと心に秘めたものがあるのではないかと推測されます。
じゃあ自分はどうか・・・。
ボクのキャラクターにそぐわないかもしれませんが、「海」に感謝しています。
そして、何代にも亘ってその「海」を守ってくれた地元の方々にも感謝しています。
ボクはそんな気持ちで営業しています。
もちろん開業する前、サラリーマンをしつつ週末にシーカヤックをしていたアマチュアの頃からそのような気持ちを抱いていました。
さて、三戸浜では毎月第一土曜日の朝8時から1時間程度、「海をきれいに 三浦市民会議」主催のビーチクリーンが開催されています(詳しくはフェイスブックで「三戸浜ビーチクリーン」で検索してください)。
ご予約など不要で、どなたでも参加可能です。
ゴミ袋や軍手、トング、そして保険まで完備されている立派なビーチクリーンです。
地元区長会、三浦市環境課、観光協会、地元の初声漁協さんとともに、オーシャンアンドスカイも微力ながら協力しています。
幸いなことに、オーシャンアンドスカイの艇庫会員さんやクラブ会員さんには、先に述べたボクの心情を理解して参加してくれている方々が多数いらっしゃいます。また、ツアーでお越しになったお客様も、ビーチクリーン実施の旨を聞き、わざわざ少し早目に来て、参加していただいたお客様もいます。どちらも本当にありがたいことです。この場を借りて、あらためて感謝の気持ちを申し上げます。
ところが最近、悩んでいることがございます。
一部の心無い方々だと思うのですが、浜のゴミの問題です。
先週の1日(土)に、そのビーチクリーンが行われました。ボクはツアーのため参加出来なかったので、日曜日にひとりでゴミ拾いをしました。
土曜日にビーチクリーンが行われたばかりにも関わらず、こんなゴミが放置されていました。
NCM_2400
この「シマホ」とプリントされた袋には大量の空き缶が含まれていて、この画像のまま放置されていました。
さらに浜を歩くと、恐らくスイカ割りでもしたのでしょうか、その残骸が・・・。
NCM_2402
それ以外にもキャンプ道具がそのまま放置されていたりしました。
このままの状態だと、BBQ禁止キャンプ禁止になってしまう可能性があります。
なんだかなー、と思いつつゴミを拾い集めていると、地元の方々も軽トラで駆け付けてくれて一緒に行動してくれました。ふと、軽トラの荷台を見ると、すでにどこかで拾い集めたようなゴミ袋がいくつも載っていました。
何とも言えない気持ちになりました。
でも、ボクが何とも言えない気持ちになったのは、他の要因もあったからです。
前日のビーチクリーンのときに、シーカヤックを車に積んだ方々が続々といらっしゃいました。彼らもビーチクリーンを手伝いに来てくれたんだと思いました。ところが、後で周囲にいた方々に尋ねてみると、手伝ってくれたのはお一人だけだった、とのことでした。正直言って「あれっ?」と首を傾げました。ひょっとしたら全員がビーチクリーンの存在を知らなかったのかもしれません。また、なんでもかんでも自分と主義主張が同じとは全く以って思っていませんし、活動を押し付けるつもりも毛頭ございません。
でも、穿った見方なのかもしれませんが、お仲間の一人が清掃活動されているし、同じようにカヤックを積んできたボクのとこの会員さんも、カヤックを下すことなく軍手して片手にトング、もう片方の手にはゴミ袋を手にしてウロウロしているわけですからねー。ちょっと残念と言うか、うーーんどうなんでしょう・・・(苦笑)。ボクの思い込みが過ぎるのでしょうか?
さらに言わせてもらうと、このところ「あれっ?」って思うシーカヤッカーに出くわすことが多々ございます。
例えば、三戸浜での出艇です。
初声漁協の建物から南、つまり堤防付近とスズメ島までは漁港内となっています(三浦市水産課に確認)。漁業を目的とする者以外の航行は禁じられています。なので、堤防付近や農協売店横やトイレ前の駐車場からシーカヤックやSUPでの出艇はいけないので、見かけた場合は注意を申し上げています(ボクだってこんなことはしたくはありません)。が、ボクの説明の仕方が悪いのでしょうか、捨て台詞を言われたり、ああ言えばこう言う的な言い訳を述べられたり、キレられるカヤッカーやSUPの方がいます。こういう行動や言動は、BBQゴミを放置する輩と変わらないような感じがします。
五万歩譲って個人の方ならともかく、営利目的で活動する同業者でもそのような方がいます(何度も注意を申し上げているんですが・・・)。
さらに、別の同業者の方で、ボクのところの艇庫やご近所さんの敷地に無断で立ち入ったり(しかもPFD&スプレースカート装着のまま)、はたまたボクのとこのお客さんのカヤックなども含まれている艇庫の画像を無断でネットに掲載したりする同業者もいたり・・・。
開業して2年とそこらで「業者面」「地元面」するつもりは毛頭ございませんし、何もシーカヤッカー全員が聖人君子たれ、と申しているのでもございませんが、ちょっと悲しくなります。
どなたかが、「シーカヤックは紳士淑女のマリンスポーツ」と言っていたようですが、虚しく聞こえますね。
本来、このような内容は、「ツアーブログ」には掲載したくなかったです。
きっとどなた様にも少し爽やかな風が必要なんでしょうね。

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