OCEAN & SKY

OCEAN & SKY(オーシャンアンドスカイ)は三浦半島を中心にシーカヤックツアーを実施しております。

TEL.080-5052-1499

〒238-0112 神奈川県三浦市初声町三戸1113-2

伊豆

シークレット・ツアー ~エピローグ~

9月7日(水)

そんなわけで、なんとも締まらないシークレット・ツアーでした(^^ゞ
とても残念なことではありましたが、ボクとしては参加者さまにシーカヤックを通した楽しさをお伝えすることが出来たのでは?と思っています。
かつて、「ボクのシーカヤックのフィールドは伊豆半島」と言ってもいいくらい足繁く通いました。
すると、シーカヤック仲間が増えて行っただけでなく、こういう性格だからか、シーカヤックとは無縁の、その土地に生まれ育ち、暮らしている地元の方々とも仲良くさせていただけるようになりました。
すると、地元の方々から、とっておきの話や、ボク達が漕いでいるフィールドにまつわる話などを聞かせてもらったり、美味しいお店を教えていただいたり、はたまたお土産を頂いたり、とても楽しく過ごすことが出来るようになりました。
ややもすると、シーカヤック仲間を集って「何処其処を漕いで来ました~」的なシーカヤッカーがいらっしゃいます。
滞在中、決まって内輪で完結します。
それはそれでいいのかもしれませんが、ボクはこの手の話にはあまり興味がありません(^^ゞ
それよりもシーカヤックを漕ぎつつ、そこで暮らす地元の方々と仲良くできることに魅力を感じます。
今回お世話になった天城カントリー工房の土屋さん。
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素敵なログハウスや、タイニーハウスというんでしょうか、手がけていらっしゃるのを雑誌だったかネットだったかで知りました。
そして、ボクの下田在住の友達が、土屋さんと知り合いだったのでお会いすることが出来ました。
何度かお会いしているうちに、「ツアーでこちらに来る際は連絡ください」と言われました。
シーカヤックを通じて、相模湾を挟んだ東と西の間には友情の橋がある、なんてベタなことは言いません(笑)。
が、シーカヤックにこうした人とのつながりが出来ると、またその場所に行って漕ぎたくなるし、よりシーカヤックが楽しくなるし、休日明けの仕事も捗るだろうし、日々の生活そのものが楽しくなるのでは、と思います。
土屋さんをはじめ今回お世話になったみなさま、本当にどうもありがとうございます。
漕ぎが消化不良だったので、遠くないうちに伺います(^^ゞ
またお会いしましょう!

シークレット・ツアー ~スキルアップ?~

9月4日(日)

明け方、凄まじい豪雨で目を覚ましました。
スマホでチェックすると、伊豆半島に雷警報などが発令されたらしい。
すると、みんな起き出して、あーだこーだと話し始めました。
「3時くらいかな?ゴソゴソやっている人がいるなー、って思ったら、缶ビールを開ける『プッシュ』って音が・・・(^^ゞ」
「だって、目を覚ましちゃったんですよー」
「でも3時に目を覚まして、缶ビール飲むなんて・・・」
「仕方ないじゃないですかー?」
さて、誰でしょう(笑)?
ボクはそんな声をよそに、引き続きスマホなどで予報をチェックするものの、やはり芳しくない。
そういうわけで中止の判断を下しました。
チェックアウトの時間が近づいて来て、みんな帰り支度を済ませ、それぞれ帰り始めたけど、一人だけなかなか準備が進まない方がいました。
みどりの葉っぱさん。
どうしても漕ぎたいそうです。
「ほら、晴れて来た」
「もう少し待ちましょう」
「せっかく漕いだことのない場所だし、少しだけでもいいから荒れた海を漕いでスキルアップしておきたい」
その熱意たるや半端ない(^^ゞ
いや、みんなが漕がないときに、一人だけスキルアップしておこう、との魂胆か(笑)?
そんなわけでお昼ごろまで時間をつぶし、「シークレット・ツアー」として出艇するはずの港へ行き、出艇。
この港にも、天城カントリー工房の土屋さん同様、仲良くさせていただいている方がいます。
やはりその方の配慮の元、出艇させていただきました。
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想像した通り、強風が襲い掛かって来るような感じです。
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葉っぱさんは、帽子を被っていると飛ばされてしまう、ということで外しました。
が、風だけでなく情け容赦ないうねりも襲って来ます(^^ゞ
それでも「なかなか手強いわねー」と言いつつ、バランスよく颯爽と漕ぎ進んで行きました。
やがて、
葉っぱさん「もう十分だわ」
ボク「『今日はこれくらいにしといてやる!』って感じですかー?」
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ということで港へ引き返しました。
戻って来て、おやつとアイスコーヒーを摂り、海の中へ☆
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外海はまだ荒れているものの、
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港の中でも透明度は抜群でした。
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なんとも締まらないシークレット・ツアーでしたが、遠くないうちにリベンジしましょう!

(エピローグへ続く)

シークレット・ツアー ~夜の部~

(前回からの続き)

ボク達は河津町にある天城カントリーさんへ移動しました。
先述したように、代表取締役の土屋さんとは不思議な縁があり、親しくさせていただいています。
今回は特別な計らいにより、所有しているログハウスに泊めて頂けることになりました(^^ゞ
中に入ると、ギンさんを始めみなさんが、
「あー、ずーーっとここにいたくなっちゃったー」
「この木で出来た椅子、サイコー」
などと感動していました(笑)。
さらにびっくりしたのが、お風呂が源泉から温泉を引いているようで、それをみなさんに伝えると、
「どーする!?やっぱお風呂だよね!?」
「いや、源泉だから熱いですよ!」
「じゃあお湯張ってから飲みに行けば、その間に冷めるんじゃない?」
「ひとまず試しにたろーさん入ってよ!」
「いや、そんな急に言われても出来る訳ないだろ!?準備ってモンがあるだろ!?あっ、いつの間に・・・!?」
なんてやっていると、ホントいつの間にかヨネさんがビールを買って来てくれました(笑)。
では、かんぱ~い!!!!
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グビグビグビ~!
「あー、美味い!」
「しみる~」
「止まらなくなりそう♪」
ひとまず缶ビール1本空けたところで、居酒屋へGO!
土曜日の夜ということで、順番待ちでした。
ようやく席に案内してもらい、矢継ぎ早に飲み物をオーダー。
かなり混雑しているようで、店員さんも右往左往していて、なかなかオーダーした飲み物が揃わない状況です。
グラスを手に取り、口に持って行こうとした葉っぱさんに、
「まだまだ!」
「おあずけ!」
と、やっているとようやく揃ったところで、
かんぱ~い!
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グビグビグビ~!!!!
「はぁ~!!!!」
「くー!」
と、言葉にならない声を上げつつビールジョッキを飲み干す様だけは、歌舞伎町のホストクラブのお兄ちゃんたちに勝るでしょう(笑)。
飲み始めると、最初のうちは、今日の漕ぎの話でした。
「電車の中から見た海は、荒れてヤバい海だった」
「昼から宴会かと思った」
「まさかあんな海があるなんて」
「『東』と『西』でこうも違うとは・・・?」
「噂では聞いてたけど、子浦っていいね」
「あんな洞窟やトンネル?水路?ビックリですよー!」
やがて杯を重ねていると、ある事に気が付きました。
なんと、今日の参加者全員の中で、47歳のボクがイチバン年下ということが判明しました(笑)。
それを言うと、
「あんなにスムーズに『ダチョウネタ』をやるショップなんて、推して知るべし!」
「オジサンのアイドルでいいじゃん!?」
「若いコをスタッフで雇うのはどう?」
「そーしたら、ますますオジサンばっか!」
と、面の皮が厚いみなさんの発言を聞いていて、決して年上の方をないがしろにするつもりは毛頭ございませんが、真剣に次世代シーカヤッカー誕生プランを考えたくなりました(笑)。
ひとしきり飲んだ後、宿のログハウスに戻る途中、またビールなどを買い足して戻りました。
その後も宴は続きましたが、湯船に張った温泉もちょうど良い湯加減となり、ほろ酔い気分も相成って心地よいひと時となりました。
さー、明日の天気はどうなのかなー?

(続く)

シークレット・ツアー ~海が碧かった♪~

(前回の続き)

というわけで子浦へ移動。
着いてみると、時折風が少し抜けるものの、なかなかのコンディションです(^^ゞ
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みなさん、準備しながら口々に
「おぉー!?」
「なんでこんなに穏やかな海なんだ!?」
「こうも違うものなの!?」
「やっぱ子浦から離れられないのか!?」
と、ハイテンションです(^^ゞ
さー、出発です☆
ここ、子浦にはシーカヤックでしか通れない水路やトンネルなどが沢山あります。
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また、伊豆半島ならではの不思議な模様をした岩盤などもあります。
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こんな洞窟、
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なかなかお目にかかれないので、
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みなさん、
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満面の笑顔になります(^^ゞ
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洞窟だけでなく、大海原が広がります。
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絶えず小ネタを口にしているギンさんも、初めて見るその景色に言葉を失っている様子です(まあその方が静かでいいんですけど、笑)。
宇留井島を回り込み、落居へ目指して漕いでいると、海がものすごくキレイで、
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「なんか海の色が違う!」
「めちゃめちゃキレイだ!」
「漢字だと、この『青い』じゃなくて、難しい漢字の『碧い』だ!」
「何もかもが三浦と違う!」
と、みなさんのテンションも一段と上がりました(笑)。
かれこれ伊豆通い15年目のボクも、今日の海が最もキレイだと思いました(^^ゞ
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落居に上陸し、ししとう&あさりパスタを食べてアイスコーヒーを飲んだ後は、海の中へ☆彡
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抜群の透明度です♪
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海の中もキラキラしています☆
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いつまでも潜っていたい気分です(^^ゞ
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ですが、子浦付近は見どころ満載なので、もう少し漕ぎましょう!
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はい、出発です(^^ゞ
どこをどう切り取るようにして撮影したら良いか迷ってしまうくらいの景色が続きます。
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水路を抜けた後は、
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アーチ状のところをすり抜けて、
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トンネルへ。
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見どころ満載の子浦です☆
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まだまだ遊び足りないみなさんは、子浦へ戻っても濡れ系の練習に精を出していました(^^ゞ
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その後、駐車場で記念写真を撮り、
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日帰りのSさんを下田駅でお見送りして、天城カントリー工房さんのある河津へ。
長い1日はまだ終わりではなかった(^^ゞ

(続く)

シークレット・ツアー ~プロローグ~

9月3日(土)

さー、謎めいた「シークレット・ツアー」の日がやって来ました(^^ゞ
三戸浜から伊豆半島の某所へ向けて、車を走らせます。
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車窓から見える海岸線は、
「ん?やべー、荒れてるじゃん!?」 でした(笑)。
今回、サポートしていただけるO塚アニキとの待ち合わせ場所に着くと、コンディションはさらに悪化し、
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O塚アニキ「『演歌』のPVに流れるような海のコンディションじゃん!?」

要は、風がびゅーびゅー吹き抜け、大海原一面が荒れまくり、白波だらけの状態(^^ゞ
協議の結果、予定していた出艇ポイントではなく、南伊豆町の子浦へ移動して開催することで決定しました。

さて、今回のシークレット・ツアーで、ベース(基地)となる場所は、東伊豆の河津町にある「天城カントリー工房」さんです。
ひょんなことで、こちらの代表取締役の土屋さんと知り合い、
「ツアーの際、ぜひお立ち寄りください」と有難いお言葉をいただき、今回利用させていただくことになりました。相模湾を挟んだ交流ですね(笑)。
待ち合わせ場所の天城カントリー工房さんの展示場に、お客さん全員集合しました。
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(2015年夏撮影)
みどりの葉っぱさん・ギンさん・ヨネさん・Sさん・TAKAさん、サポートに、O塚アニキに下田の番長・よしかずさん。
晴れているのに大荒れの海を恨めしく眺めながら子浦へ移動となり、みなさんやや不安げな表情でした(^^ゞ

(続く)